こんにちは!いっしーです。今回は、直近1週間の米国株式市場における主要指数の動向の総括と景気動向についてまとめていきたいと思います。
それでは主要指数の総括から進めていきます。
米株式・主要指数
11月6日(月)〜11月10日(金)のNYダウの動き
NYダウの11月10日(金)の終値は34,283.10$でした。前週末比では+0.65%と上昇しました。この週は、11月8日(水)、11月9日(木)の2日は前日比でマイナスでしたが、それ以外は前日比プラスでした。
NYダウは10月30日(月)から11月7日(火)まで7連騰しており、上げ方も急ピッチだったので、一旦反落した形となりましたが、その後もまた上昇に転じています。
11月6日(月)〜11月10日(金)のナスダック総合指数の動き
ナスダック総合指数の11月10日(金)の終値は13,798.11でした。前週末比では+2.37%と上昇しました。この週は、11月9日(木)のみ前日比でマイナスでしたが、それ以外は上昇でした。また、ナスダック総合は11月8日(水)までは9連騰と、かなり力強く上昇しました。
11月6日(月)〜11月10日(金)のS&P500の動き
S&P500の11月10日(金)の終値は4,415.24でした。前週末比では+1.31%と上昇しました。S&P500は11月8日(水)まで8連騰し、11月9日(木)は前日比でマイナスでしたが、その後また上がっています。
米国 経済指標・株式関連イベント
11月9日(木)・IMF主催の討論会
11月9日、FRBのパウエル議長がIMF主催の討論会に出席しました。そこでの発言は
- インフレ率は低下したが、依然として目標の2%を上回っている
- 金融政策の引き締めについて、FRBが十分にスタンスを達成したとは確信していない
- さらなる金融政策の引き締めが必要になった場合は躊躇しない
- 2024年後半にFRBは次のフレームワークを更新する
などといった内容でした。
11月10日(金)・米国 11月ミシガン大学消費者信頼感指数
米ミシガン大学が発表した11月の消費者信頼感指数は60.4で、前月の63.8から低下しました。現在の景況感を示す現況指数は65.7、先行きを示す期待指数は56.9といずれも5月以来の低水準でした。
1年後のインフレ期待は+4.4%で7カ月ぶりの高水準、5年後のインフレ期待も+3.2%で2011年以来の高水準となりました。
この指数について、「ガソリン価格の下落にもかかわらず、インフレ期待の上昇がFRBにとって懸念材料となり、金利を長期間高水準に維持する可能性がある」との経済調査アナリストによる指摘もあります。
株価指数のまとめと今後の展望
以上見てきたように、11月6日(月)〜11月10日(金)の米国株式主要3指数はいずれも上昇しました。
物価上昇が沈静化されてきており、FRBによる追加利上げの可能性はだいぶ薄まってきました。また、来年後半には利下げも始まるであろうとの期待から、株価指数の推移は堅調になっています。
私個人の投資については、10月末から11月月初で買いたい銘柄は追加購入できたので、今後はこの上昇がどの程度続くかを静かに見守っていきたいと思います。今の所、年内の11月と12月は上昇が続きそうな気配ですので楽しみですね。
それでは今回もお読みいただきありがとうございました。
コメント