2024年 2月の米株式主要指数と経済状況

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こんにちは!いっしーです。今回は、2024年2月の米国株式市場における主要指数の動向の総括と景気動向についてまとめていきたいと思います。

それでは主要指数の総括から進めていきます。

目次

米株式・主要指数

2月初め〜3月1日(金)のNYダウの動き

NYダウの3月1日の終値は39,087.38$でした。週ごとの状況を確認すると、

  • 2月 2日(金) 終値:38,654.42$ 前週末比:+1.43%
  • 2月 9日(金) 終値:38,671.69$ 前週末比:+0.04%
  • 2月16日(金) 終値:38,627.99$ 前週末比:-0.11%
  • 2月23日(金) 終値:39,131.53$ 前週末比:+1.30%
  • 3月 1日(金) 終値:39,087.38$ 前週末比:-0.11%

以上のように、NYダウについては下げた週もありますが、2月の後半以降39,000$を超えるようになってきており全体としては堅調と言えそうです。

2月初め〜3月1日(金)ナスダック総合指数の動き

ナスダック総合指数の3月1日の終値は16,274.94でした。週ごとの状況を確認すると、

  • 2月 2日(金) 終値:15,628.95 前週末比:+1.12%
  • 2月 9日(金) 終値:15,990.66 前週末比:+2.31%
  • 2月16日(金) 終値:15,775.65 前週末比:-1.34%
  • 2月23日(金) 終値:15,996.82 前週末比:+1.40%
  • 3月 1日(金) 終値:16,274.94 前週末比:+1.74%

ナスダック総合指数については、週ベースで2月の半ばに一度下げましたがそれ以外は上昇を続けており、月末には16,000を超えてくるなど引き続き上昇しています。

2月初め〜3月1日(金)のS&P500の動き

S&P500の3月1日の終値は5,137.08でした。週ごとの状況を確認すると、

  • 2月 2日(金) 終値:4,958.61 前週末比:+1.38%
  • 2月 9日(金) 終値:5,026.61 前週末比:+1.37%
  • 2月16日(金) 終値:5,005.57 前週末比:-0.42%
  • 2月23日(金) 終値:5,088.80 前週末比:+1.66%
  • 3月 1日(金) 終値:5,137.08 前週末比:+0.95%

S&P500も、月の半ばで一度下げた週もありますが、3月1日には終値で5,100ポイントを超えており2月も上昇基調が続きました。

米国 経済指標・株式関連イベント

2月2日(金)・米1月雇用統計

米労働省により発表された1月の雇用統計では、非農業部門雇用者は前月比+35.3万人で市場予想を大幅に上回り、賃金も2年ぶりの上昇を記録しました。

失業率は3.7%で、新たな人口推計が家計調査に組み込まれたため直接的な比較はできませんが、前月と同じ値となっています。

経済は底堅く労働生産性が強く、新規採用や雇用維持が促進された可能性があり、雇用の伸びは労働年齢人口の伸びを維持するのに必要な月間約10万人を上回っています。

バイデン大統領も今回の雇用統計の結果を歓迎しており、「米経済は世界で最も強い」と述べているそうです。

2月13日(火)・米消費者物価指数

米労働省により発表された1月の消費者物価指数(CPI)では、前年同月比+3.1%でした。前月よりは鈍化したものの市場予想である+2.9%は上回りました。これにより、米連邦準備理事会(FRB)が今年上期に利下げを開始する公算は小さいと見られています。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比+3.9%と上昇し、伸びは横ばいですが、予想を上回りました。エコノミストからは、インフレに過剰に反応しないことが重要で、価格上昇は数カ月で緩和するとの指摘も出ています。

2月16日(金)・米生産者物価指数

米労働省により発表された1月の生産者物価指数(PPI)では、前月比+0.3%と上昇し、市場予想を上回りました。これは5カ月ぶりの大幅な伸びとなります。前年同月比では+0.9%と上昇し、エコノミストからは、「FRBはインフレ対策で苦戦している」との指摘も出ています。

また、PPIの食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は1月に+0.6%と上昇し、前年同月比で+2.6%の上昇でした。金融市場ではFRBが年内に政策金利を引き下げると予想されてはいますが、その開始時期は不確実であり有力視されている時期は従来より後ずれしている傾向にあります。

株価指数のまとめと今後の展望

以上のように、2024年2月についても米国株は堅調に推移しました。以前よりはFRBの利下げペースが後ろ倒しになりそうだということが予想されるようになり、市場もそれを織り込みつつありますが、それでも株式指数は上昇を続けています。

2024年もまだ最初の2ヶ月が経ったばかりとみることもできますし、やはり年内のメインシナリオとしては引き続き米国株指数は上昇を続けるということを予測していきたいと思います。

一方で、多少の調整が来るまでは少し買い増しづらいかなという感触もあるので、3月についてはS&P500のインデックスファンドや、HDV、SPYDなどの高配当ETFなどの購入にとどめ、個別株の買い増しは控えることを予定しています。

いずれにせよ、全体的に堅調で今後が楽しみですね。それでは今回もお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

2010年より投資を始め、2021年より投資対象の中心を米国株にしています。これから投資を始めようとされている方や投資家の方の参考になればと思い、ブログを通して米国株について発信していきます。

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