こんにちは!いっしーです。それでは今回も、直近1週間の米国株式市場における主要指数の動向の総括と景気動向についてまとめていきたいと思います。
それでは主要指数の総括から進めていきます。
米株式・主要指数
11月20日(月)〜11月24日(金)のNYダウの動き
NYダウの11月24日(金)の終値は35,390.15$でした。前週末比では+1.27%と上昇しました。この週は11月23日が休場で、11月21日(火)のみ前日比でマイナス、それ以外は上昇でした。
11月21日(火)は前回FOMCの議事要旨が公表され、インフレ率の動向次第では追加引き締めも必要という考えが盛り込まれていたために長期金利に影響し株価は少し下げましたが、大きな下げではなく週の全般的には堅調でした。
11月20日(月)〜11月24日(金)のナスダック総合指数の動き
ナスダック総合指数の11月24日(金)の終値は14,250.85でした。前週末比では+0.89%と上昇しました。この週は、11月20日(月)と11月22日(水)が前日比で上昇、11月21日(火)と11月24日(金)は前日比で下落でした。
11月21日(火)はFOMCの議事要旨公表があり、11月24日(金)は感謝祭翌日により時間短縮での取引でしたが長期金利の上昇もあり若干下げました。
11月20日(月)〜11月24日(金)のS&P500の動き
S&P500の11月24日(金)の終値は4,559.34でした。前週末比では+1.00%と上昇しました。S&P500はNYダウと同様、11月21日(火)のみ前日比でマイナス、それ以外は上昇でした。
米国 経済指標・株式関連イベント
11月21日(火)・FOMC議事要旨公表
10月31日から11月1日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、今後の政策金利について「慎重に進む」方針が確認され、追加引き締めはインフレ目標の進展に基づいて判断されることで一致しました。
議事要旨によれば委員会は慎重な態勢を維持し、雇用と消費の強いデータにも関わらず政策金利は5.25-5.5%に据え置かれました。また、インフレに対する慎重なアプローチを示し、引き続き政策判断は経済データに左右されることを強調しています。
市場の混乱や中長期の債券利回り上昇に対応し、景気後退を招くリスクとインフレが再燃するリスクの両方を回避するため、FOMCは慎重に対処していくことが確認されました。
米国企業決算
11月21日(火)・エヌビディア
エヌビディアは第3四半期の決算で、一株当たり利益と売上高が市場予想を上回り、第4四半期の売上高も200億ドル前後の見通しで市場予想を超えました。しかし、米国からの輸出規制により中国での売上が急減する見通しで、結果として株価は翌11月22日に2%以上下落しています。
ただし、AIチップへの需要には陰りがなく、株価の下落は一時的なものという見方もあります。
株価指数のまとめと今後の展望
以上見てきたように、11月20日(月)〜11月24日(金)の米国株式主要3指数はいずれも上昇しました。これで4週連続の上昇です。
今の所は良い流れが続いているので12月も上昇傾向が続きそうな感触です。個人的には、高配当ETFは10月末から11月月初にかけて十分購入できたので、今は個別銘柄についてまだ割安なものを探して順張りで購入を検討していきます。
来年からは新NISAも始まりますので、投資についての勉強も楽しみが広がりますね。それでは今回もお読みいただきありがとうございました。
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