2023年 9月5日(火)〜9月8日(金)の米株式主要指数と経済状況

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こんにちは!いっしーです。今回も、直近1週間の米国株式市場における主要指数の動向の総括と景気動向についてまとめていきたいと思います。

それでは主要指数の総括から進めていきます。

目次

米株式・主要指数

9月5日〜9月8日のNYダウの動き

NYダウの9月8日の終値は34,576.59$でした。前週末比では-0.75%と下落しました。9月5日(火)と9月6日(水)は前日比でマイナス、9月7日(木)と9月8日(金)は前日比でプラスでした。

週の前半は、原油価格の上昇や発表された米8月ISM非製造業指数の数字が予想以上に良かったことなどからインフレの長期化が懸念されて値を下げましたが、週の後半は上昇しました。

今後については、9月後半にFOMCがあるので、それまでは経済指標で相場の状況が左右されながら、FOMC後のパウエルFRB議長の会見で大きく流れが決まってくると思われます。

9月5日〜9月8日のナスダック総合指数の動き

ナスダック総合指数の9月8日(金)の終値は13,761.52でした。前週末比では-1.93%と下落しました。9月5日(火)〜9月7日(木)は前日比でマイナス、9月8日(金)は反発しました。

ナスダックの方がNYダウと比べてハイテク株の比率が大きく、金利の上下に敏感に反応しますので、金利が上昇した局面では株価を下げ、1週間では2%程度の下落という結果となりました。

9月5日〜9月8日のS&P500の動き

S&P500の9月8日(金)の終値は4,457.49でした。前週末比では-1.29%と下落しました。9月5日(火)〜9月7日(木)は前日比でマイナス、9月8日(金)は反発しました。

米国 経済指標・株式関連イベント

9月5日 米・7月製造業受注

米商務省が発表した米・7月製造業受注は、前月比-2.1%と減少しました。予想は-2.5%で、予想ほど大きくは減少しませんでした。前年同月比では+0.5%でした。

9月6日 米・8月ISM非製造業指数

ISM非製造業指数では50を上回ると拡大を示しますが、8月のISM非製造業指数は54.5と前月の52.7よりも上昇し、今年2月以来の高水準となりました。

この8月ISM非製造業指数の発表後には、引き続き米国経済が堅調に推移し政策金利が高止まりすることが意識され、株価が軟調になる要因となりました。

株価指数のまとめと今後の展望

以上見てきたように、9月5日(火)〜9月6日(水)は好調な経済指標や物価の上昇を背景に、政策金利の高止まりが意識されて株価は軟調でした。週の後半にはこのような下落も落ち着き、反発するような形で週を終えました。

9月は何といっても9月19日〜20日にFOMCがあるので、そこで発表される今後の金融政策に注目です。FOMC後のパウエル議長の記者会見で、現時点でのFRBの考えが確認できるでしょう。

いずれにせよ、2022年の3月以来の利上げにより、インフレが鈍化してきたことは間違いないので、今後は年内にあと1回利上げをするかどうか程度で利上げの終了局面を迎えそうですので、個別株の買い増しも検討して良い時期が来ていると感じます。リスク許容度を意識しながら冷静に進めていきたいと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

2010年より投資を始め、2021年より投資対象の中心を米国株にしています。これから投資を始めようとされている方や投資家の方の参考になればと思い、ブログを通して米国株について発信していきます。

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