今回の高配当株:コカ・コーラ
今回はコカ・コーラです。コカ・コーラは世界的な飲料メーカーであり、著名投資家ウォーレン・バフェット氏も長期的に保有していて、安定的な配当金を出し続けていることでも有名です。
それでは、コカ・コーラについてまとめていきます。
企業情報
- ティッカーシンボル:KO
- 取引所:ニューヨーク証券取引所
- セクター:非景気連動型消費財
- 増配実績:61年連続増配(2023年3月時点)
事業内容
コカ・コーラはアメリカの大手飲料メーカーであり、世界中で広く知られるブランドです。同社は非アルコール飲料の製造・販売を主な事業としています。
コカ・コーラの主力商品は、炭酸飲料「コカ・コーラ」で、世界中で愛されています。その他にも、「ダイエットコーク」や「コカ・コーラ ゼロ シュガー」といった低カロリー・カフェインフリーのバリエーション製品も展開しています。
さらに、コカ・コーラは幅広い商品ラインナップを持ち、スポーツ飲料の「パワーエイド」や、コーヒー飲料の「ジョージア」なども手掛けています。これらの製品は、顧客のさまざまな好みやニーズに応えるために開発されています。
コカ・コーラは世界的な市場シェアを誇り、100以上の国や地域で事業展開しています。多くの国で現地法人を設立し、地域の消費者に合わせた商品戦略を展開しています。
また、コカ・コーラはマーケティングや広告活動にも力を入れており、テレビ広告やデジタルメディアを通じてブランドイメージを広めています。さらに、スポーツイベントや文化イベントとの提携を通じて、広告やスポンサーシップ活動も積極的に行っています。
コカ・コーラは炭酸飲料市場だけでなく、スポーツ飲料やコーヒー飲料市場でも競争力を持ち、多様な消費者に向けた製品を提供しています。
コカ・コーラの現在の株価・EPS・時価総額・配当利回り等
コカ・コーラの株価推移
コカ・コーラの株価はコロナ禍の2020年より前は順調に上げていて、コロナショックで下げた後、また上昇していました。2023年は、インフレ&利上げにより下げているようです。
売上高、及びその他の営業収益
売上高は2018年までは減収傾向で、2020年に再度下げた後は、2021年、2022年と連続で増収となっています。
営業利益
営業利益も、2020年のコロナショックの際に悪化していましたが、2021年、2022年は増益です。
EPS(1株あたり利益)
EPSは2017年に低い時があり、2020年もやや下げています。2021年は前年比プラス、2022年は前年比でややマイナスとなっています。
コカ・コーラについての業績推移まとめ
コカ・コーラの業績について見てきましたが、まず光るのが61年連続増配という、増配傾向の安定性ですね。これは素晴らしいと思います。また、飲料ということで、不景気にも強いという側面も魅力的です。
配当利回りは、現在のところ3%くらいと、そこまで高くないという感覚もありますが、これから先も利益を出し続けてくれることを期待すると、不景気に強い銘柄として購入を検討しても良いと思いました。
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。
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